雷が打ち鳴らした夕を
あたしが拾ってあげようじゃないか

海岸線にそって
貝殻をならべようじゃないか

そっ
と振り返ったらさいご
夕日は空に沈んでしまうよ

夜がやってくる ?

幻想にまぎれこんで
身をやつしている
夜が。

朝が来なければいいのにね
太陽なんざ飲み込んでしまえ

そしたら夕は寂しくないね
あたしだってもう寂しくない


さあさようならハッピーエンド

明日の夕にまた会いましょう




* 110707