不安が溜まって爆発しそうです。爆発してみましょうか。 くるくる回る椅子の上に座って、爆発した日のことを考えていました。たかくたかく空にのぼって、見えなくなって、「ぱん!」小気味のいい音は、ひゅうひゅうなる風にまじってどこかへいってしまうでしょう。 しばらくなにもない静寂が世界を包みます。やがてちらほら紙吹雪がおりてきて、まあきれい。わたしはこんなきれいなものになれたのかしら。 でもあなたには負けるわ。あなたはよりたかくたかくのぼっていって、どこまで行ったのかしら。わたしの追いつける場所で、待っていてくれるかしら。 ああでも、紙吹雪になってしまったら会いには行けないわ。しまった! 世界はとてつもなく不条理な! ← * 110719 |